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大手の日本語学校や、新興大学は上海に拠点を持っています。
でも、上海で上海の高校生を集めるわけではありません。
結局、主力は福建省です。
福建省に事務所を置いたのでは、
格好がつかないので、便宜上上海においているだけです。
どの日本語学校がおいているか、どの大学がおいているかは、
その学校のホームページに記載されています。
日本語のできる中国人職員が常駐していますが、
募集の担当は、福建省にほとんどいます。
福建省の高校や、中国の日本語学校を回っていますが、
やっぱり頼りになるのは、ブローカーです。
選挙でいうところの『票』ですね、
福建省に行かないと、票が計算できないのです。
知り合いのTさんは、日本のの在留資格で東京では、日本語学校の事務長をしています。
でも、年のほとんどは上海にいます。
上海に、友人と留学センターを経営しています。
一等地の高層ビルに留学センターはあります。
毎日、留学希望者がたくさん来店します。
でも、日本への希望者は、ほとんどゼロといっていいくらいいません。
来店する多くの留学希望者の多くは、
オーストラリア、フランス、カナダ、韓国、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアです。
これが実態なのです。
日本にいると中国人の数が目立ちますが、
現実は、ほんのごく少数の中国人留学生なのです。
日本の留学生受け入れが厳しいので日本に来ないのです。
卒業しても、日本で就職も厳しい条件があるので魅力がないのです。
日本にきても『ジャパンドリーム』の夢が描けないのです。
それでも日本にくる、変な中国人ですよ。
それぞれの地域ごとにコーナーと専属のスタッフがいます。
日本以外のコーナーは常に面談しています。
日本のコーナーは、担当女性はいますが、忙しそうにしています。
聞くところによると、年に1人成立するかどうか、だそうです。
担当女性は、Tさんが福建省に行って募集した留学希望者の書類を作成しているのです。
上海といっても、ほとんど福建省にいます。
年中、日本語学校の学生集めです。
Tさんも福建省では、蛇頭のブローカーと懇意で、
配下のブローカーが希望者をかき集めてきます。
Tさんが福建省に行くのは、その親子との面接のためです。
Tさんの顧客は、比較的裕福な家庭が多いようです。
8月なので、学校は休みです。
福清や福州のホテルで面接をします。
高校生の親子が何組も待っています。
私が見た限り、子供は日本人以上にアホなボンボンやお嬢です。
ハングリーな感じはまったくありません。
それよりも、母親の熱意がすごい気迫です。
子供を進学させる親は、どこも同じですね。
身につけているものも高価そうで気品も感じます。
あとで聞くと、
東京の日本語学校に入学させて、東京都内の大学に入学させたくて、
Tさんに確約を迫っていたとのことです。
TさんがすぐにOKしなかったのは、
成績をみると学力不足と日本語能力の不足です。
お金は、たくさんもっているから300万円の預金なんて問題外です。
何億円ももっているとのことです。
統一試験は終わっていますので間に合いません、
380点くらいなので、
中国でも大学を受験する最低ラインです。
家庭教師をつけて、日本語の成績を上げるよう指導したようです。
たぶん、何億円もの預金通帳コピーと日本で、
社会的地位のある引受人を付ければOkだろうとのことです。
今まで、金がなくて金を稼ぐために日本に行きたい。
そのためには、預金通帳を偽造するとか、
金を借りてでもくる福建省人の話をしましたが、
このように、すごい金持ちもウジャウジャいます。
そしてウジャウジャ日本に来ています。
彼らは、当然アルバイトなんてしません。
マンションで優雅に暮らしています。
中には
「日本人が怖い」
と言います。
「エエカゲン にせえよ!」
上海など中国各地の金持ちになると、
子供を日本へ留学させようとは、絶対に思いません。
しかし、福建省の金持ちは、どうも親日家のようです。
父親がに日本とビジネスしているから、
子供には日本語教育をさせたいなどという、
ビジネスライクな話は一度も聞きませんでした。
ただただ、親日家なのです。
日本に来る中国人は偏っていると説明しました。
入管が、受け入れを奨励しているの、北京、上海、天津などの直轄市と、取材で沖縄の日本語学校に電話しました。
・・・福建省から、沖縄の日本語学校に留学を希望する・・で、
話の途中で、福建省と日本語学校に留学を希望で 電話がガチャンです。
もう一軒に電話しても同じです。
3件目の日本語学校の責任者が、事情を説明してくれました。
2、3年前中国の福建省から10人くらいの生徒が沖縄の日本語学校に入学したが、
入学して、1週間も立たないくらいでいなくなったという事件あったとのことです。
東京の日本語学校の責任者と話して事情がわかりました。
当時、沖縄は、中国人留学生の在籍がなかったので、事故履歴もありません。
それで、沖縄の入管は、東京より甘い審査で留学ビザを発行したのです。
彼らは、貧乏人の留学生だったようです。
学費は1年分を前払いしていますが、
生活費は、アルバイトで稼ぐつもりで来日したのです。
来日して、アルバイトを探しますが学校周辺の沖縄ではアルバイト先がまったくありません。
これでは生活できないので、集団で脱走して東京へ向かったのです。
こうやって中国人が逃げ出すと、
日本語学校は、入管から管理が悪いと睨まれて、
審査が厳しくなり、日本語学校としての経営がなりたたなくなるのです。
沖縄や四国の山の中の学校に留学するときは、
アルバイトで働くところがないことを承知で来日してくれれば良いのですが、
中国のブローカーには、沖縄や四国の山の中の学校などお構いなしです。
困ったもんです。